個人的主観でデザイナースキル表つくってみた

最近、業務の幅が広がってきて、私は一体何デザイナーなんだろう…といった思いから、デザイナースキルをゲーム風に紹介してみたら面白そう!という思いつきで完全に個人的主観でデザイナースキル表を作ってみました!
あくまでも、「今、自分に見える範囲・観点」ですので、このスキルはもっと深いよ!だったりあのスキルも必要だよ!といったご意見はたくさんあるかと思います!

 

デザイナースキル表

左がどのデザイナーにおいても必要とされる基本的でデザインを作る上で重要なスキルと感じるもの、右が各デザイナーが主に携わるデザインの仕事を振り分けた図になります。また、右の項目は左の特定のスキルをあげることでより効果が増すものになるのではないかという考察も混じっています。

では、各項目を細かく見ていきたいと思います。
まず左項目の、どのデザイナーにも通ずる基本的なスキル一覧です。
基本的、とはいいつつも、イラストや写真など極めればそれだけで他のスキルの効果を引き上げたり、単体で成立してしまう項目もあると思います。
個人的には、レイアウト・タイポグラフィ・配色スキルを高めていくと一定のデザインが作れるようになるのではと感じています。
そこにテクニカルスキル・発想力のスキルを伸ばすことで、制作スピードが上がったり表現の幅がぐっと上がっていくような気がしています。
またこれらのスキルを高めるために最も重要だと感じるものが、コミュニケーションスキルの観察力という部分です。
作る媒体が何を目的としているのか、その目的を達成するためにどういったビジュアルを用意するのか、目的達成のビジュアルはどういったレイアウト・タイポグラフィ・配色などが適しているのかという流れが私は大切だと感じています。
そもそもの観察力が低いと、曖昧なデザインを作ってしまったり、勉強になってしまうと考えています。(自由な制作ももちろん大事)

現状の自分を振り返ってみると、どのスキルも全然まだまだなのですが、技術スキルにおいて特に苦手と感じる項目は、タイポグラフィ・配色・写真かなと感じています。文字の大小のメリハリがあまりつけれていないこと、気付いたら2色ぐらいの決まった色ばっかり使っていること、写真のトリミングや加工にこだわりを感じない(撮ること自体が超苦手!!)ということが多かったように思います。

エディトリアルデザイナースキル

書籍や雑誌などの、ページ数が多い紙媒体のデザインに多く携わっている方をエディトリアルデザイナーとしています。
長い文章を読ませることが多い分野だと思うので、特にレイアウト・タイポグラフィが重要になってくるのではと考えています。また、画像には記載していませんが、ほとんどの案件において写真スキルもかなり重要なポイントになると思います。
大学時代はエディトリアル関係に携わっている先生方が多いところにいたのですが、一度授業で紙の辞書のデザイン仕様書のようなものを見せて頂いたことがあります。辞書のような文字だけで構成されているページでも、各要素に細かいフォント・サイズ指定、字間行間、ノンブル位置などの情報がびっちり記載されていました。それまで私は、本のデザイナーさんといったら表紙のデザインをするのかな程度で考えていたので、読みやすさ見やすさに対して専門の職業があり、こんなに設計されていたことに本当に驚きました。
紙の辞書は小学校ぐらいに使ったきりですが、確かにあの年であんなに情報があって文字だけなのに少し時間はかかってしまうといっても、探している箇所を見つけられるのはすごいことなのかもしれないと改めて思った出来事でした。

現状仕事では、ここまでがっつりエディトリアルデザインを体験したことは全くないです。
Webだと情報を更新することが気軽にできますが、本になると一度刷ってしまうと修正が難しいと思うのでものすごく大変なイメージがあります…。

グラフィックデザイナースキル

紙媒体や装飾的なあしらいを含んだ仕事に多く携わっている方をグラフィックデザイナーとしています。
カタログなどはエディトリアルデザイナーの方よりもページ数の少ないものと仮定しています。
読みやすさ重視のオーソドックスなデザインも担当する反面、魅せるデザインを求められる場面もたくさんある為、形を生み出す力が他の職種に比べて求められるのではないかと考えています。そのため、たくさんのアイデアを提案できる発想力・それをしっかりとした形にできるテクニカルスキルが高いと、成果物の質も高いものなるのではと感じています。
魅せるレイアウトを得意とする方が多いため、WebデザインのLPデザインを担当することになる場面も多いように感じています。
また、イラストスキルが高い方はここで活用できる場面も多いと思っています。

私の振り返りとしては、ロゴデザイン・チラシ・カタログ・展示会の壁面デザインに携わったことがあります。
壁面デザインについては、空間要素が絡むためにまた違った分野になるかもしれません。
これらに携わって感じた反省として、テクニカルスキル・魅せるレイアウトが全く足りていないと感じました。こうしたい!と思うラフ案をたくさん出せても、実際に作ってみた時に全く魅力的に見えないんですよね……。それが美しく見える配置やあしらいのかけ方を今まで観察・勉強することができていなかったのだと思います。

Webデザイナースキル

Web関係に携わることが多いデザイナーをWebデザイナーとしています。
他の職種と違って、見るだけでなく使うという要素が絡んでくるため、使いやすさを意識したデザインを設計する必要があります。またデバイスやブラウザなどの制約もあり、ルールを定めたデザイン設計を考えることもあります。
個人的にエディトリアルデザインの緻密さと似ているところがあるように感じました。
Webデザイナーはコーディングやプログラミングを担当する方もいるので、人によって全く違ったスキルを持っている分野になるのかなと感じています。またコーディングも担当する場合、左項目デザイナー技術基本スキルすべてと同じぐらい勉強量が膨大な範囲となるので、コーディングスキルを伸ばすことで他のスキル範囲を補えるものになるのではと感じています。

私の振り返りとしては、全般的にまだまだ………ですね。
基礎のデザインスキルやコーディングが勉強不足という面が第一としてあります。
そして次にぶつかった壁として、目的に沿ったデザイン提案をすることです。
魅せるレイアウトを求められる場面で、使いやすさを重視してしまい質素な印象のものを作ってしまったり、使いやすさを重視した場面でハチャメチャにしてしまったり、このバランスをとることがWebデザイナーの難しい面なのかなと感じています。

映像クリエイター

映像や動く素材をつくることに多く携わっている方を映像クリエイターとしています。
最近街中でもデジタルサイネージや、Webではファーストビュー・SVGアニメーションなど動く広告・デザインをよく見かけるようになりました。
映像関係のデサインに関しては、私自身全く未知の世界なので、何を高めれば動く素材を作る上で質の良いものができるのかということは全くわかりません。(笑)今現在で言えることだと、やっぱりAfter Effectsなどの映像制作に関するテクニカルスキルを深く知ることが大切なのかなと感じます。

Web版デザイナースキル表!?

今回Twitterやmasacaデザイン部の方で、このデザイナースキル表を公開したところ、ありがたいことに完全な個人的主観にも関わらず「実際に使ってみたい!」という声を頂きました。
私自身も実際にポチポチして使いたい!!!という思いはありました。
現在、いろんな方に楽しく使っていただけるような設計を考えつつ、vue.js+firebaseを勉強しながら自分のペースで開発を進めています!
皆さんに公開できるその日まで、コツコツ制作を進めてまいります!