WEBデザイナー、一年目を振り返って

今日から4月ということで、2017年にWEBデザイナーとして就職してから1年が過ぎました。2年目に向けて、いいスタートがきれるように1年目を振り返ってみようと思います。

 

 

初めての就職・初めての転職

実は私は、4月に就職した会社を5月末で辞めてしまいました。

そこの会社では学生の時に内定を頂いてから、7月から11月の間コーダーとしてアルバイトをさせて頂いていたのですが、12月にWEB責任者の方が退職され、入社したら仕事がなかったという状況に(笑)

その状況を知った5月末に退職することにしました。

そこから転職活動を始めることになったのですが、最初のうちは誰を信じていいのか、求人情報の何を信じればいいのか、何に対しても疑心暗鬼になっていました。

企業の見方も前の会社と比較して「〇〇がないところ、〇〇っぽくないところ」といったような探し方をしていました。

いつ就職できるかわからない、
たった2か月で退職した根性なしの新卒デザイナーを雇ってくれるところなんてないんじゃないかと不安でいっぱいでした。

そんな時、ある紹介会社に出会いました。

働けない間に、ちょっとでも就職に有利になるスキルを身につけようとWEBのセミナーに行った時の事です。
そのセミナーを主催している会社は、仕事も紹介していて、後日またその会社でお話させていただき、仕事を紹介していただくことになりました。
そういった転職エージェントというサービスがあることをこの時初めて知りました。

その後、自分で会社を見たり、いろんなエージェント様に紹介してくださった会社を見ていくうちに、企業の探し方も前向きな、自分が何をやりたいかということに焦点を当てて考えられるようになりました。

そしていろんな会社を見て回った中で、現在の会社に転職を決めました。

 

9月新たな場所でのスタート

新しい会社ではインハウスWEBデザイナーとして入社しました。

インハウスという位置付けですが、グループ会社の子会社の経営サポートを業務としているので、完全なインハウスデザイナーというわけではない職場です。
まだ入社して7か月ですが、たくさんの経験をさせて頂いております。
プレゼン資料、会社案内パンフレット、年賀状、ロゴ、WEBサイト、システム画面、壁面デザイン、紙媒体からWEB、空間まで本当に幅広いデザインに携わらせていただいております。

1年目の中途採用としてはありえないぐらい贅沢な環境ということを毎日ひしひしと感じております。大学時代もいろんな媒体のものを学んでいたので、それが少しずつ活かせる場があって、本当に良かったと思っています。

そして何よりうれしいのが、依頼してくださった方がすごく喜んでくださっていることです。

 

信頼と責任

新しい職場では、新卒デザイナーは私一人しかいません。
上司のデザイナーの方も2人しかおりません。

依頼されて制作したものは、出来の良し悪しに関わらず、必ず外に出ることになります。
本来の制作会社であれば、たくさんの競争の中で選び抜かれたひとつが形となって外に出ます。

制作したものが喜んでいただけることはとてもうれしい反面、これは外に出ても通用するものなのか、本当に見合った価値を提供できているのか、といった不安がいつもつきまとっています。

私は私なりのコンセプトをもっていつも制作物と向き合っていますが、他のデザイナーさんはどんなことを考えて制作されているのだろうと考えることがよくあります。

私だけの言葉ではデザインを説明できない場面も最近は増えてきました。
そんな時、他のデザイナーさんのサイトなどを見たりすると勉強になることがたくさんありました。
これを知ってからデザインしたかった…と思うものもありました。

私の今の仕事は、肩書きによる無条件の信頼で成り立っているように思います。
だからこそ、誰よりも責任感をもってたくさん情報収集して知識を得て、仕事に取り組まなければいけないと感じています。

 

2年目、社会人として、デザイナーとして

今の職場では、本当に様々な媒体のデザインに携われる機会があります。
そしてWEBにはプログラミングといった面もあります。

最近上司の方に聞かれたことが、「何がやりたいか」ということです。
あまりにも幅広い業務だからこそ、道を作ってくださっているのだと思います。

ですが私はこの問いにうまく答えることができませんでした。

媒体として何がやりたいかということは、うまく答えられませんが、私がデザインを通してやりたいことは「お客様の問題を解決したい」ということです。
それは売上であったり、集客であったり、イメージアップ、気持ちを一つにするなど様々なことに値します。
その時々で、必要な媒体が違うことが私のやりたいものが選べない原因かもしれません。

私は小さい頃から、感情を表情や言葉にして伝えることが苦手でした。
そんな時、絵を描いて感情を伝えることですごく喜んでもらえたことがありました。
その時から、私にとってビジュアルデザインはコミュニケーションツールなのかもしれません。

だからこそ、その価値をいろんな人に知ってほしいし活用したいのだと思います。
全てを網羅することは絶対不可能であることは自覚しています。
中途半端な人間にもなってしまうかもしれません。

ただ、今自分を何かの枠にはめたり、意識的にこういうデザイナーだと決めるのもなんだか違う気がしてならないのです。

これからいろんな経験をしていく中で、自然に受け入れられるものを見つけられるまで、私はその時のお客様の課題をただひたすら考え、解決できるよう必死にもがくデザイナーでありたいと思っています。

 

 

1年目を振り返って

この1年を振り返って感じたことが二つあります。

一つは、人との縁です。

一度転職して、いろんな人に支えて頂き、今本当に充実した日々を送っています。
いつも感謝を忘れずに、前を向いて頑張っていくことの大事さを改めて感じました。

二つ目は、デザインが大好きです。

転職するとき、私はデザイナーに向いてないんじゃないかと思いました。
特別、かっこいいものキレイなものを作りたいと思ったことが一度もないのです。

ある情報を伝えるときに最適だったカタチが、キレイであったりかっこよかったりかわいかったりするのだと私は思っています。

その考えを否定されたとき、私はデザイナーに向いてないんじゃないかと思いました。
私のアウトプットされるものもそんな誇れるものでないからです。

ですが転職して、もう一度デザインをさせてもらえる環境で、自分の制作物に対しての喜びの感想をいただいていく中で、この信念に基づいてアウトプットするものの精度を上げていくことこそ、私がデザイナーをする意味なのだと強く思うようになりました。

今はまだまだひよっこです。否定されたって仕方ありません。
でも私は相手の考えを否定するつもりはありません。
それはその人から生まれるデザインだと思うからです。

だから、こんな考え方の人もいるのだと、受け入れられなくとも知ってもらえるぐらいの成果物をだせるようなデザイナーには成長したいと思います。

 

以上、口だけ達者な1年目を終えたデザイナーの振り返りでした。(笑)
インハウスデザイナーは制作会社と比べて、あまり成長しないとよく目にします。
そんなこと言わせないぐらい、アンテナを張り続けてこれからも頑張っていきたいと思います。

2年目を終えた時、ここに書いてあることに恥じない自分でありたいと思います!!